
最近、仕事でSTUDIOを使ってWebサイトを制作しています。
STUDIOは、コードを書かずにWebサイトを制作できるノーコードツールです。
これまではデザインをもとにHTMLやCSSを書いていたので、最初は少し不思議な感覚でした。
そして実際に作ってみると、驚くほど早い。
デザインからパーツをコピーして、STUDIOにペーストする。
それだけで、かなりの部分ができてしまいます。
えっ、これでいいの?
思わずそう思いました。笑
コーディングしないって、こんなに早いのか
今回担当したのは、まずトップページの制作です。
デザインのパーツをコピーして配置していくと、どんどんページが形になっていきます。
これまでなら、HTMLの構造を考えて、CSSを書いて、余白やサイズを調整して……という工程がありました。
でもSTUDIOでは、その作業の多くが必要ありません。
体感では、制作時間は従来の半分以下。
コーディングの工程がないだけで、こんなに違うんですね。
もちろん、これまでの制作経験があるからこそ、画面を見ながら構造を理解できる部分もあると思います。
それでも、作業の速さには驚きました。
ところが、コピペでは済まないこともある
順調に進んでいた制作ですが、すべてがコピー&ペーストで完成するわけではありませんでした。
例えば、ホバーアニメーション。
マウスを乗せたときに、要素の見た目が変化するような動きです。
それから、スクロールに合わせたアニメーションやカルーセル。
こうした動きをつけようとすると、コピーしたパーツをそのまま使えない場面がありました。
一度パーツを分解したり、構造を組み直したりする必要があります。
見た目は完成しているのに、動きをつけようとすると作り直し。
あれ、さっきまであんなに簡単だったのに。笑
でも、考えてみれば当然なのかもしれません。
静止したデザインと、実際に動くWebサイトは違います。
コードを書かなくても、構造を考える必要がある
HTMLやCSSを書いていた頃は、要素の構造を自分で組み立てていました。
どの要素を親にして、何を子にするのか。
どこにスタイルを指定して、どの範囲に動きをつけるのか。
そうしたことを考えながら制作していました。
STUDIOでは、コードを書く必要はありません。
でも、要素同士の関係や、アニメーションを適用する単位を考える必要はあります。
つまり、コードを書く作業がなくなっても、構造を考える仕事は残っているんですね。
これは、実際に制作してみて感じたことです。
ノーコードという言葉からは、誰でも簡単に作れるような印象を受けます。
確かに、見た目を形にするハードルは大きく下がったと思います。
ただ、思いどおりに動かしたり、あとから修正しやすい構造にしたりするには、やはりWeb制作の知識が役立ちます。
そして、次はCMS設計
トップページの制作が進み、次に控えているのがCMSの設計です。
こちらは、見た目を作るのとはまた違う難しさがあります。
一覧ページと詳細ページだけならシンプルだと思っていたのですが、実際のワイヤーフレームを見ると、思った以上に複雑でした。
カテゴリーの関連付けや、コンテンツ同士の紐付け。
複数の一覧で、どの情報をどう表示するのか。
このあたりは、以前書いたSTUDIOのCMS設計で考えたことにもつながる話です。
ノーコードだからといって、データの設計まで自動でできるわけではありません。
むしろ、あとから困らないように、最初にしっかり考えておく必要がありそうです。
Web制作の仕事は、なくなるのではなく変わっていく
STUDIOを使ってみて、コーディングという工程がなくなることの大きさを感じました。
これまで時間をかけていた作業が、あっという間に終わる。
これは本当に便利です。
一方で、サイトの構造を考えたり、動きを設計したり、CMSのデータを整理したりする仕事は残っています。
Web制作の仕事がなくなるというより、時間を使う場所が変わっていくのかもしれません。
コードを書く時間が減った分、設計や使いやすさを考える時間が増える。
それは、それで面白そうです。
ただし、まだCMS設計が残っています。
ここからが本番だったりして。笑