
最近、WordPressのアップデート作業が続いています。
WordPress本体やプラグイン、PHPのバージョンを確認して、必要に応じて更新する。保守を担当しているサイトが複数あるので、なかなか終わりません。
もちろん、大切な作業です。
でも、正直に言うと、ちょっと面倒です。笑
毎回バックアップを取って、ローカル環境を用意して、更新して、動作確認をして。
作業自体は慣れているものの、それなりに時間がかかります。
そこで、ふと思いました。
これ、Codexにやってもらえないだろうか。
まずはローカル環境の準備から
今回使ったのは、OpenAIのコーディングエージェント「Codex」です。
普段からコードの修正などに使っていますが、今回はWordPressの保守作業を任せてみることにしました。
最初に、私がLocalでWordPressの環境を用意します。
その後、CodexにSSHでサーバーへ接続してもらい、必要なデータをダウンロード。
取得したデータをローカル環境に配置してもらい、そこからアップデート作業を進めてもらいました。
ここで重要なのは、最初から最後まで一度に指示したわけではないこと。
作業の区切りごとに指示を出し、結果を確認しながら進めています。
「次はこれをやって」
「ここまでできたら、今度はこれ」
という具合です。
まるで、隣にいる人に作業をお願いしているような感覚でした。
バックアップも、動作確認も
驚いたのは、Codexが思っていた以上に丁寧に作業を進めてくれたことです。
途中で何度もバックアップを取り、更新後にはページの確認まで行ってくれました。
もちろん、私自身も作業結果を確認しています。
AIが「できました」と言ったからといって、それだけで完了にはできません。
特にWordPressの更新は、管理画面で成功と表示されても、サイトのどこかに不具合が出ている可能性があります。
だからこそ、作業後の確認は欠かせません。
ただ、これまで自分で一つずつ操作していた部分をCodexが進めてくれるので、ずいぶん楽になりました。
気がつけば、約30分
最終的に、ローカル環境と本番環境を最新の状態にするまで、約30分。
データのダウンロードにかかる時間も含めて、このくらいでした。
実際に手を動かしている時間は、もっと短かったと思います。
これは、かなり大きな変化です。
今まで当たり前のようにやっていた作業が、こんなに短時間で終わるとは。
もっと早く試せばよかった。笑
AIに任せるには、作業を理解している必要がある
今回、改めて感じたことがあります。
AIに作業を任せるのは便利ですが、何をすればいいのか理解していなければ、適切な指示を出すのは難しいということです。
例えば、WordPressの更新なら、いきなり本番環境を変更するのではなく、事前にバックアップを取って、ローカル環境で確認してから進めたい。
更新後には、サイトが正常に動作しているかも確認する必要があります。
こうした手順を知っているからこそ、Codexに何をお願いすればいいのか判断できます。
そして、作業結果に問題がないかも確認できる。
もし何かおかしなことが起きたら、どこを調べるべきか考える必要もあります。
つまり、作業そのものはAIに任せられても、作業の進め方や結果を判断する仕事は残っているということです。
コードを書かない時間が増えていく
最近は、AIによってWeb制作の仕事が少しずつ変わってきていると感じます。
コードを書く時間が減り、代わりに、何を作るか、どう進めるか、どう確認するかを考える時間が増えました。
今回のWordPress保守作業も、そのひとつです。
自分で操作していた部分をCodexに任せることで、私は手順の指示と確認に集中できました。
もちろん、すべての案件で同じように進められるとは限りません。
サイトの構成やサーバー環境によって、注意する点も変わります。
それでも、今回の経験で、AIに任せられる仕事の範囲がまた少し広がりました。
Web制作を始めた頃には、こんな働き方になるなんて想像もしていませんでした。
そして、ひとつだけ確かなことがあります。
面倒だった作業が30分で終わるのは、やっぱりうれしい。
これはもう、次の更新作業でもお願いしたくなります。笑